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月別アーカイブ: 2025年9月

KH works のラッピングバス始動!ブランド戦略と社内活性

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街を走る「走る広告塔」
KH works は新たなブランド戦略の一環として、ついにラッピングバスを走らせることになりました。

街を走るバスが広告として機能することで、地域の人々に KH works の存在を身近に感じてもらえる効果が期待できます。

看板やチラシと違い、ラッピングバスは日々移動しながら視覚的に訴求できるため、潜在顧客へのアプローチ手段として非常に有効です。まさに「走る広告塔」として、認知度向上に大きな役割を果たしていくでしょう。

ブランドイメージの浸透
今回のラッピングデザインは、KH works の「ものづくり精神」と「信頼感」を象徴するデザインに仕上げています。

鮮やかなカラーリングとロゴを組み合わせることで、街中でひときわ目立ち、印象に残るビジュアルに。ブランドを視覚的に記憶してもらうことで、企業イメージの浸透を狙っています。

また、プラント工場を中心とした顧客層だけでなく、一般の方々の目にも触れる機会が増えることで、企業の社会的存在感や安心感を高めることにつながります。

社内活性への効果
ラッピングバスは外部への広告効果だけでなく、社内にもポジティブな影響をもたらします。

社員が街中で自社のラッピングバスを目にすることで「自分たちの会社はここまで成長している」という誇りやモチベーションが高まります。

特に若い社員にとっては、自分の仕事が社会に発信されている実感を持つことができ、日々の業務に対するやりがいが増すでしょう。これは採用活動や人材定着にもプラスに働き、結果として会社全体の活性化につながります。

今後の展望
ラッピングバスの導入は、KH works にとってブランド戦略の第一歩にすぎません。

今後はこの広告効果をデータとして分析し、SNS やホームページとの連動、イベントとのタイアップなど、幅広いマーケティング施策へ展開していく予定です。

最終的には「街で見たラッピングバスから KH works を知った」という声が顧客や新しい仲間から生まれることを目標にしています。

まとめ
KH works のラッピングバスは、単なる広告ではなく「ブランドの象徴」であり「社員の誇り」です。

地域に根ざしながら走り続けるその姿は、会社の成長と挑戦の象徴でもあります。

これから街で KH works のバスを見かけたら、ぜひ応援の気持ちで手を振っていただけると嬉しいです。

プラント配管業の現場安全用品と最新装備を紹介

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プラント配管業の現場は、高温・高圧・重量物を扱う危険性が常に伴います。そのため、作業員の安全を守るための安全用品や装備は欠かせません。
近年では、従来の基本的な保護具に加えて、最新技術を取り入れた装備も登場し、より安全で効率的な現場作業が可能になっています。
今回は、現場で欠かせない安全用品と、注目すべき最新装備を紹介します。

■ 基本的な安全用品

1. ヘルメット
配管現場では、頭部への落下物リスクが高いため必須の装備です。
最近では、軽量素材で通気性の良いタイプや、フェイスシールド一体型など、快適性と安全性を両立させた製品が増えています。

2. 安全靴
鉄板入りの先芯付き安全靴は、重量物の落下や鋭利な物から足を守ります。
近年は、防滑性に優れた靴底や、長時間履いても疲れにくいクッション性のあるタイプが主流です。

3. 防護手袋
配管工事では溶接や切断作業が多く、耐熱・耐切創手袋が必須です。
グリップ力を高めたモデルや、通気性に優れたタイプもあり、作業効率を下げずに安全を確保できます。

4. 防護メガネ・フェイスシールド
溶接火花や切粉、粉塵から目を守る装備。
最新モデルは曇り止め加工やUVカット機能付きで、視界を確保しながら安全性を高めています。

■ 最新装備・テクノロジーの活用

1. ウェアラブル端末
作業員のバイタルデータ(心拍数や体温)をリアルタイムで監視できるウェアラブルデバイスが導入されています。
熱中症や過労を未然に防ぎ、安全管理に大きく貢献しています。

2. スマートヘルメット
カメラ・通信機能が搭載され、現場と事務所をつなぐことで、遠隔からの指示や安全確認が可能です。
危険個所をすぐに共有できるため、事故防止につながります。

3. 呼吸用保護具の進化
従来の防塵マスクだけでなく、フィルター交換式や電動ファン付きのマスクが普及しています。
これにより、長時間の作業でも呼吸が楽になり、粉塵・ガスからしっかりと作業員を守ります。

4. 安全帯・フルハーネス
墜落防止のためのフルハーネスは義務化されつつあります。
軽量化とフィット感の向上が進み、長時間の高所作業でも疲労を軽減します。

■ まとめ

プラント配管業の現場では、基本的な安全用品に加え、最新技術を取り入れた装備が次々と導入されています。
安全は最大のコスト削減であり、事故を防ぐことが企業と従業員の双方にとって利益となります。
今後も、安全と効率を両立させるための装備を積極的に取り入れていくことが重要です。

福利厚生を活かす!働き続けたい会社選びのチェックポイ ント

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転職や就職を考えるとき、多くの人が給与や仕事内容を中心に企業を比較します。しかし「長く働きたい」と思える会社を見つけるためには、福利厚生にもしっかり目を向けることが大切です。福利厚生は、社員の生活を支える制度であり、会社の社員に対する姿勢を映し出す鏡でもあります。ここでは、会社選びで押さえておきたい福利厚生のチェックポイントを紹介します。

1. 基本的な福利厚生が整っているか
社会保険や有給休暇などの法定福利厚生はもちろんですが、それ以上に会社独自の制度(住宅手当・家族手当・通勤補助など)が充実しているかを確認しましょう。特に住宅手当や交通費は、日々の生活に直結するため、安心して働き続けられる基盤となります。

2. 働き方を支える制度があるか
近年はワークライフバランスを重視する企業が増えています。リモートワークやフレックスタイム制、育児・介護休暇制度など、ライフステージに応じて柔軟に働ける制度が整っているかも重要な判断材料です。自分の将来を見据えて、ライフスタイルに合った制度があるか確認しましょう。

3. 健康や成長を支援してくれるか
社員が長く働くには「心身の健康」と「スキルアップの機会」が欠かせません。定期健康診断やフィットネス補助、メンタルヘルスサポートがある企業は安心感があります。また、研修制度や資格取得支援制度が整っているかもチェックポイント。自分の成長を支えてくれる会社なら、将来への不安も減ります。

4. 社内コミュニケーションを促進しているか
福利厚生は生活面だけでなく、人間関係を豊かにする役割も果たします。社内イベント、社員旅行、部活動支援などがあると、同僚とのつながりが深まり、職場の居心地が良くなります。長く働ける会社は「人間関係が良い」と感じられる職場であることが多いのです。

5. 福利厚生の使いやすさ
制度が整っていても「使いにくい」「申請が面倒」という状態では意味がありません。実際に社員が積極的に利用しているかどうかを面接や口コミで確認してみましょう。制度が“形だけ”で終わっていないかは大切な視点です。

まとめ
福利厚生は単なる「おまけ」ではなく、会社が社員をどう大切にしているかを示すものです。給与や仕事内容と同じくらい、福利厚生にも注目することで「働き続けたい」と思える会社を見極めやすくなります。自分のライフスタイルや将来のキャリアに合った制度があるかどうか、しっかり確認して会社選びに活かしてみてください。

配管敷設で使う主な溶接技術とその選び方ガイド

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配管工事において、溶接は安全性と耐久性を左右する重要な工程です。どの溶接技術を選ぶかによって、施工品質やコスト、工期まで変わってきます。本記事では、配管敷設でよく使われる代表的な溶接方法を解説し、現場に応じた選び方のポイントを紹介します。

■ 主な溶接技術の種類

1. アーク溶接(被覆アーク溶接)
最も一般的に使用される溶接方法です。電極棒の先端に電流を流し、発生するアーク熱で母材と溶加材を溶融して接合します。設備がシンプルで現場対応力が高く、屋外や狭所でも活用できます。ただし、溶接者の技量によって仕上がりが大きく変わるため、熟練工の技術が必要です。

2. TIG溶接(アルゴン溶接)
不活性ガス(アルゴン)で母材をシールドしながらタングステン電極を使用する溶接方法です。ステンレス配管や薄肉管の施工に多用されます。仕上がりが美しく、気密性・耐食性が求められる場面に最適です。一方で、溶接速度は遅く、長時間の施工では効率が課題になります。

3. MIG/MAG溶接(半自動溶接)
ワイヤを自動供給しながらガスでシールドして溶接を行います。施工スピードが速く、一定品質を維持しやすいのが特徴です。工場での量産配管や現場での効率施工に向いています。ただし、風の影響を受けやすいため、屋外施工ではガスシールドが乱れやすい点に注意が必要です。

4. サブマージアーク溶接(SAW)
粉状フラックスでアークを覆いながら行う溶接です。高電流で深い溶け込みを得られるため、大径管や厚肉管の長尺溶接に用いられます。設備が大型化しやすいため、現場というよりは工場内の配管製作に適しています。

■ 選び方のポイント

1. 配管材質に合わせる
– 鉄管・炭素鋼管:アーク溶接、MAG溶接が一般的
– ステンレス管:TIG溶接での高品質仕上げが推奨
– 銅管や特殊合金管:TIG溶接やろう付けが選ばれる場合も

2. 配管径・肉厚で使い分ける
– 薄肉・小径管:熱影響を抑えやすいTIG溶接
– 厚肉・大径管:アーク溶接やサブマージアーク溶接

3. 現場環境に適応させる
– 屋外や狭い場所:アーク溶接が有利
– 風の強い環境:TIGや被覆アークが安定
– 工場や作業場:半自動溶接で効率化可能

4. 品質要求レベル
– 高気密性・耐食性重視:TIG溶接
– コスト重視・スピード重視:MAG溶接やアーク溶接

■ まとめ
配管敷設における溶接技術は、用途や環境によって最適解が異なります。鉄管であればアーク溶接、ステンレスならTIG溶接、効率重視なら半自動溶接といったように、条件に合わせて技術を選ぶことが重要です。また、どの方法を選んでも「施工者の技量」が品質に直結する点は共通しています。現場の状況を見極め、正しい溶接方法を選択することで、安全かつ高品質な配管敷設が実現できます。